好感度爆上げ!相手の心を開かせる心理学の法則【アロンソンの不貞の法則】

  • 気になる異性と仲良くなりたい。
  • 新しい環境で、人付き合いをうまくやりたい。
  • 多くの人に好かれたい。
  • 心を開いてもらって信頼関係を築きたい。

 

そんな悩みを解決するのが「アロンソンの不貞の法則」。

心理学の法則を日常生活に活用することで、あなた悩みが解決するヒントになるかもしれません。

 

動画で見たい人はコチラから!

 

アロンソンの不貞の法則とは

エリオット・アロンソンによって提唱

「日常生活の見方を根本的に変えた」心理学者として有名。
アメリカ心理学会の 120 年の歴史の中で、著述、教育、研究の 3 つの主要な賞をすべて受賞した唯一の人物です。

アロンソンの不貞の法則、とは、「付き合いの短い人に認められるほうが、付き合いの長い人に認められるよりも、満たされやすい」という心理効果です。

 

家族や親しい友人に、「かわいいね!」と褒められても、「なんか裏がある?」と勘ぐってしまいますよね?

「トイレ掃除してくれてありがとう」と認められても、「いや、いつもやってるし…」と素直に受け取れなかったりした経験はありませんか?

いつも一緒にいる人に褒められた場合、内周的バイアスが働いて、納得感が物足りずに感じてしまいます。

 

一方、初対面の相手や付き合いのまだ浅い人に「きれいな方ですね」と言われたらドキッとします。

「報告書のまとめかた、すごく上手ですね」と褒められたら、認めてもらえた!と嬉しくなりますね。

初対面の人や短い付き合いの人に認められるほうが、客観性があり、混じりっ気のない純粋な好意に感じます。

本心で言ってくれている気がして素直に喜ぶことができます。

承認欲求を満たすためには「納得感」が必要

人は、褒められて認めてもらうことで「承認欲求」が満たされ、相手にも好意を抱きます。

そして、相手の承認欲求を満たすためには「本心で言ってくれているんだな」という「納得感」が大事です。

 

つまり、初対面や付き合いの浅い人に褒められて認められるほうが、納得感を高めることができ、好意を抱いてもらえる、というのが「アロンソンの不貞の法則」です。

「アロンソン不貞の法則」を活用して、まだ関係性が深くないうちにたくさん褒めることで、良い人間関係を築くことができます。

承認欲求を満たす褒め方

褒め方も大切です。 思ってもいないことを「かっこいい!」「すごい!」「素敵!」と言葉を並べるだけでは、「納得感」を感じてもらうのは難しいですよね。

単なるゴマすりに聞こえてしまいます。

なので、褒めるときは「具体的に」褒めます。

例えば、容姿を褒めたいときは、「笑顔が素敵ですね。」や「とてもきれいな目をしていますね。」など、具体的に素敵な身体のパーツを褒めてあげると喜ばれるでしょう。

見た目だけではなく相手の行動や習慣を褒めてあげるとさらに効果絶大です。

例えば、「早起きして勉強しているなんて偉いですね。」や「すごくわかりやすい説明してくださるので理解が深まります。」などを言葉で伝えます。

本人が努力しているけど、なかなか言葉にして褒めてもらえないところを認めてあげると、相手の「承認欲求」が満たされます。

褒めるのが苦手な場合

褒めるのが苦手な場合は、「すごいな…」「わかりやすい…」など、独り言のようにつぶやくことで、相手の「納得感」を高めることができます。

これならできそうですね。

親しい人への褒め方

関係性の浅いうちにたくさん褒めることで好意を抱いてくれる「アロンソンの不貞の法則」ですが、 では、家族やすでに深い関係になっている人に対しては、どのようにして相手の承認欲求を満たしてうまく付き合うことができるでしょうか。

ウィンザー効果

第三者から間接的な評価を伝えることで、信憑性や客観性が増して「納得感」を生むことができます。

例えば、「お隣の吉田さんが、いつも笑顔でいいねって言ってたよー」や「部署内で、あなたの書類のまとめかたが上手って噂になってたよー」など、他人からの褒め言葉を伝えることで、あなたの印象も良くなります。

これは「ウィンザー効果」と呼ばれる心理現象です。

聞き上手

聞き上手になることも相手の承認欲求を満たすために大切なコミュニケーションです。

相手の得意なことや好きなことの話を聞いてあげると、相手は自分に興味を持ってくれていると感じます。

初頭効果

まだ関係性が深くないうちに、たくさんいい所を見つけて褒めて好意を抱いてもらえると、「初頭効果」によって良い印象が残り続けるので、その後の人間関係もうまくいきます。

初頭効果とは、最初に覚えたことが最も記憶に残りやすいという心理効果です。

ハロー効果

さらに、良い印象を持たれると、「ハロー効果」によって他の事への評価も高くなります。

ハロー効果とは、良い評価があると、まだ評価していないほかの事柄も好印象にとらえやすくなる認知バイアスです。

まとめ

心理効果を利用して、相手に好感を持ってもらい、気になる異性や新しい環境での人間関係をより親密にしていきましょう。

相手のいい面を探し、聞き上手になることは、自分のためにも良いことですよね。

 

ちなみに、「アロンソンの不貞の法則」は、なぜ「不貞」と呼ばれているか?

この法則を用いることで、誰でも彼でも自分の事を好きにさせてしまい、人たらしになってしまうからです。

初対面の人に使いすぎて、親しい人にヤキモチを焼かれないように気をつけてくださいね!

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